ぐちゃぐちゃした思考をスッキリさせる方法として個人的にめちゃくちゃ気になってる「瞑想」。
最近ではマインドフルネスなんて呼び方もされてますね。
もともとはハイパーメディアクリエイターの高城剛さんが瞑想をめっちゃオススメしてたのが気になったキッカケです。
瞑想とは、簡単に言うと「なんも考えない時間を過ごす」こと。
それで頭がスッキリして前向きな気分になるらしいんですよ。科学的にもわかってるそうです。
常に人間ってなんか考えてるらしく、試しに目をつむってなんも考えずに1分過ごすのも難しいんですよ。
マジむずい。相当ムズイ。やってみてください。できたら仙人って呼んであげます。
3年ほど前に「始めよう。瞑想」って本を買ってやってたんですが、やっぱりむずかしい。
この本には「呼吸に集中するといいよ〜」って書いてあるんですが、気づくとなんか考えてる自分に気づくくらい「考えない」のは難しいことなんですね。
そこで挫折しちゃってずーっとやってなかったんですが、スッゲー美しい瞑想アプリが出てるとのことで、毎日使ってみております。
指に集中しとくだけで瞑想できるアプリ「Pause」
「Pause」というアプリです。
どんなアプリかというと、「指で玉を動かすアプリ」。それだけです。
一応音楽も流れますが、基本的にそれだけのアプリです。それで240円します。ふざけんな!って思うでしょ?でもなんか惹かれたんですよね。
どんな感じのアプリか使ってみた
使い方はこれ以上ないくらい簡単です。
色がどんどん変わるので、好きな色になったら動いてる玉を指で押さえてゆーっくり動かします。最初は円に沿って。
するとだんだん玉がおっきくなってきます。そのまま続けます。
玉が大きくなって、画面を埋め尽くすと「Close your eyes」と表示されるので、目を閉じて指だけを動かします。
これを10分続けると「チーン」って音がなるので終了です。そのまま続けてもOK。時間の設定変更も可能です。
とまぁ驚くべきことにこれだけのアプリなんですが、確かにただ目をつむるよりも「何も考えてない」時間が長いような気がします。といっても練習が足りないから考えちゃうんですけど。
しかし、めっちゃ美しいUIと「これは続けたくなりそうだぞ」と感じるので、お金を払った意味はあったと思っております。
iPhoneが好きで瞑想に興味があるぼくみたいな人にはめっちゃいいアプリです。
そんな奴いるのかよ!と思いきや、1週間で9万3000ダウンロードされたらしい。そんな奴めっちゃいるじゃーん!
アプリ制作者の話を聞いてもっと使いたくなった
で、使ってるうちに「このアプリ作った人ってどんな人なんだろう」と気になって調べてたら面白いことがわかりました。
以下は開発者インタビューの一部です。
このアプリのきっかけは3年前に遡ります。当時、私は鬱症状と大きなストレスに悩まされていて、一度しっかりと人生の休憩を取らなければならない状況に置かれていました。そこで、私は休みを取って、瞑想や太極拳を練習したんです。
そこで気づいたことは、すべての人が自分の頭に浮かぶ考えの方向性をコントロールする力を持っていて、逆に考えに自分が支配されないようにすることができるという点です。それに気づいて、自分の頭に浮かんでくる色々な考えをうまくコントロールできるようになったら、日常生活のあらゆることをより深く楽しめるようになりました。食べるもの、周囲の人間との付き合い方、すべてにおいてです。
引用:ローンチ後1週間で9万3000ダウンロードーー指先がリラクゼーションを生む、不思議な瞑想アプリ「Pause」 – THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)
しっかりと瞑想を学んだ方が作っており、ITを使って瞑想に集中できる仕組みを作りたかったとのこと。
開発者はソフトウェア工学も昔学んでたということで、それをアプリにすることにしたんだとか。面白い。
ずーっと昔からある瞑想にテクノロジーを加えて、誰でも気軽にできるようにするってのがぼくの心をギュッとわしづかみしたんですよ。
寝つきが悪い人、ストレスが溜まってる人にもオススメ
また、寝付きの悪いぼくに朗報が。
眠る前に使ったら、よく眠れるようになったという感想を数多くいただきました。また、集中力に問題のある子供を教育している機関や心的外傷後ストレス障害のケアをしている方からの問い合わせもありました。
とのこと。
冒頭で挙げた本に書いてあったんですが、瞑想は続けると上手くなるらしいのです。
なので、再開したばっかのぼくは正直「瞑想で人生変わった」とかを全然実感できてません。「ガチですげーから使ってみてよ!」とかは言えません。な〜んか落ち着くかもってレベル。
しかしながら、本気っぽいアプリなので、しばらく使ってみようと思います。寝られない人、現代社会の喧騒にまみれてストレスフルな人は使ってみてもいいんじゃないでしょうか。