1日24時間あるはずなのに、最近めちゃくちゃ早く時間が過ぎている感覚があります。最初は歳のせいだと思ってたんですが、試しに1日の行動を紙に書き出してみたところ、恐ろしいほどにスマホでネットサーフィンしてる時間が長かったです。
それに加えてSNSをめっちゃ見てしまっている現状もあり、「これは改善したいぞ」と感じるようになりました。
そこで目を付けたのが「早起き」。早く起きると、それだけで俺すげーって感じられるし、午後からお誘いがあっても午前中のうちに大きな仕事を終わらせておけば、気負わず行けるというのが理由です。
土日のイベントや突発的な予定が入って定着してない
1日目こそ10時就寝の5時起床に成功したんですが、2日目にPeachの航空券セールが始まるという情報を聞きつけ、チェックしたところ、日付が変わる0時からの販売開始だったので、10時に寝られず。
航空券の予約自体はサクッとできたものの、そこからダラダラとしてしまい、寝るのが1時半になってしまいました。
今週の日曜日は知人の結婚式の二次会。なんだかんだで2時くらいまで起きてしまって9時起き。起きるのが9時になっちゃうと、その時点であんまりやる気がでないわけです。
と、「自分に甘い」のが元凶なんですが、「まだこれでいい」と感じられるようになりました。
「最初の3週間は睡眠時間を優先する」ルール
というのも、人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術(書評)に書かれていたのですが、急に理想のスケジュールを実行するのは難しいので、3つのルールで徐々に早起きを習慣化するのがよいそうです。
その3つとは以下。
- スケジュールに例外パターンを作る
- 例外パターンを3日以上連続させない
- 最初の3週間は睡眠時間を優先、4週目以降は起きる時間優先
スケジュールをたてたとしても人間として生きている以上、他人との関わりは必ず出てきます。そんなわけで、例外パターンを作って、それすらスケジュールにしちゃうという逆転の発想。
しかし、例外スケジュールを毎日続けてると意味ないので、ちゃんと本来のスケジュールに戻して生活リズムを崩さないようにするのが重要だそうです。
そして、意外だったのが「最初の3週間は睡眠時間を優先、4週目以降は起きる時間優先」のルール。
寝る時間が遅くなったとき、「睡眠時間」と「起きる時間」を守ることのどちらを優先するかという議論になってきます。
私が多くの方をコンサルティングしてきた結果からいえば、最初の3週目までは睡眠時間を確保することを優先する。それ以降の時期は、睡眠負債を溜めたとしても、起きる時間を守ることが一番うまく行く方法です。
そしてその睡眠負債は、翌日早く寝ることですぐに返済するのがポイントです。
早起きを習慣化するにははじめから起きる時間を激変させないとダメだと思っていましたが、はじめは睡眠時間の確保が優先なんですね。それなら実行できるかもって気分になります。
早起きは根性じゃないってのがとてもわかる
この方法だけ見ても、早起きを習慣化するにはちょっとしたコツが必要で、「明日は絶対早起きしてやる!」ってヤル気だけだと上手くいかないことがわかります。
早起きの技術を身に付けて、午前中にやるべき仕事を終わらせるのがぼくの最大の憧れであり目標なので、早いとこ習慣化させようと思います。
【参考】超ハードモードな「早起きの習慣化」には技術が必要!『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』(古川武士)
【目次】
第1章 悪循環の夜型、好循環の朝型
第2章 なぜ、早起きは続かないのか?
第3章 根性や意志力に頼らない「起きる技術」
第4章 理想の生活習慣に変わる5つのステップ
第5章 短時間で仕事を終わらせる高密度仕事術
第6章 実践編―朝型生活に変わった3人のケース