Webデザイナーやプログラマーなど、一部界隈で話題になってるチャットツールのSlack。
よく名前を聞くので「そんなに便利なら試してみよー」と使ってみました。確かにコレ便利。
サービス間移動しなくてもSlackの機能連携を使えば、かなり効率化を図れるんじゃないでしょうか。
ちなみに、このサービスは写真アップロードの「Flickr」創業者が作ったサービスだそうですよ。
slackとは?
Slackは基本無料のチャットツールです。それだけ。
1つのアカウントでチームを複数作れるのが特徴です。仕事用Slack、飲み会幹事用Slackなど、URL(○○.slack.com)だけでいろんなプロジェクトのチームが立ち上げられます。
それだけならSkypeのグループ機能と変わりませんね。ふざけんなよって感じです。では、なにがSlackを有名にしているかというと、「サービス連携」でしょう。
これは間違いない。
サービスの連携が便利
このサービス連携を上手くやることで、すんごく効率化が図れます。
DropboxやTwitter、タスク管理のTrelloなど、数多くのサービスと連携できるのが嬉しいです。
しかもめっちゃ簡単なんですよね。
サービスの連携方法
サービス連携はチームごとに管理できます。
ログインしてメニューの「Configure Integrations」をクリック。
すると、連携できるサービスがずらーっと出てきます。海外のサービスなんで、あんまり知らないやつも多いです。
DropboxやGitHub、Google系のサービスが結構対応してますねー。画像で写ってるもの以外にも大量にあります。
その中で連携したいサービスの横にある「View」をクリック。
詳細ページに飛んで、Slack上でなにができるか見られます。認証が必要なサービスもありますが、基本的に緑のボタンをクリックしてけば連携が完了です。
Slack上でやり取りしたファイルをそのままDropboxに保存したり、ビデオチャットツールと連携すれば、Slack上からお誘いリンクを発行できたりします。
この拡張性が他のチャットツールにないものなんですよねー。「チャットプラットフォームだけは用意しとくし、あとは使いやすいようにしてねー」的コンセプトです。
タスク管理やカレンダーの予定もSlack上から登録ができるようなので、対応してるサービスを使ってたらちょー便利です。
ぼくの使ってるタスク管理アプリのTodoistも対応してほしいんですが、アプリベースだと難しいんだろうか。
アプリが直感的で使いやすい
他にも嬉しい特典がありまして。それがiPhoneアプリが直感的に使えること。
ChatWorkはPCからだと結構便利に使えるんですが、アプリはあんまりなんですよね。
それに対してSlackのアプリはとっても使いやすい。Webと同じような操作性を感じます。スワイプも気持ちよく動くので、直感的です。
通知も内容のプレビュー付きで受信するので、見逃す心配がありません。ChatWork結構見逃してたからなー。
Macアプリもあるんですが、こっちはWebを貼り付けてるだけ感を感じます。もうちょっとアプリ感を出して欲しいです。操作性はいいんですけれども…
そして、Apple Watchから会話の確認・返信ができるのです!これ地味に嬉しい。
英語オンリーなのが障壁になってる
いろいろ改造していくと、めっちゃ楽しいです。しかし、日本でSlackが他のチャットツールに置き換わるのはちょっと難しい面も。
それが「英語オンリー」だということ。
プログラマーとかWebデザイナーは、英語しか使えないツールや開発環境を日常的に触ってる人が多いです。Xcodeとか。
なので、スムーズに使いはじめることができます。それ以外の人たちは、英語ってだけで敬遠しがちなので、ちょっと難しいかもしれないってのが印象です。
ネットに情報転がってるんですけどね。
普通の会話ならSkype、連携機能使うならSlack
これは仕事の規模とか環境によるんですが、連携機能を駆使しないなら、プロジェクトごとにSkypeのグループトークを使う方が楽でいいかも。
複数のプログラマーでソースコードのレビューやテスト結果をチェックする、などの使い方を行う場合や、連携機能をバリバリ使っちゃう方はSlackを利用してみる価値がありそうです。
とりあえずいろいろ試してみたいので、Slackをしばらく使ってみようと思います。
細かい使い方は以下のサイトに。