人間が変わる方法は3つしかない。1つ目は時間配分を変えること。2つ目は住む場所を変えること。3つ目は付き合う人を変えること。
これは、有名な経営コンサルタントの大前研一さんの言葉です。
この言葉を信じて海外に行ったり、東北に移住したりしてきましたが、これって真実でもあり、嘘でもあると思います。
ぼくがこれまで「あぁ、自分変わったな」と感じた場面を思い出すと、この3つを変えたときじゃなくて、思考の習慣が変わったときだからです。
思考にも習慣がある
人間は習慣で生きています。
自分の中で良い習慣、悪い習慣のどちらが多いかは別として、どんなに毎日違うことをしようと思っても、人は毎日の習慣に支配されています。
ダラダラ仕事をしている人が「行動習慣を変えよう!」と思い立って「よっしゃ!12時間ノンストップで働くぞ!」と意気込んでも、急には変われないのが現実です。
ぼくはフリーランスになって最初の頃、今まで仕事に費やしていた8時間以上の時間が自由に使えるようになって、ダラダラ仕事するようになってしまったんです。
それでタスクが全然終わってないのに徹夜するという日々が続き、焦りはあるものの1度染み付いてしまったダラダラ習慣をなかなか改善できませんでした。
こういった行動習慣だけでなく、同じように思考にも習慣があります。
セミナーや自己啓発書を読んでやる気になっても、一晩寝たらいつもと同じって経験をしたことはありませんか?それは思考の習慣が切り替わってないからなんですよね。
ぼくはそれに気づかずに、付き合う人間関係や時間配分、住む場所を変えても変わらずダラダラ毎日を過ごしてしまった時期がありました。
実際に本やブログを読みまくって習慣が変わった
そんなダメ生活を打ち破ってくれたのが、本やブログとの出会いでした。
ぼくは今、幸運にも人にめちゃくちゃ恵まれて会社員時代よりも稼げています。その分、仕事量も増えた気がしますが(笑)
それは、ぼくのスキルが凄まじく高いからとか、デキるやつだからとは全く思っていません。
会社員時代に起業家や経営者の本を読んだり、フリーランスやプロブロガーとして活躍している人のブログを読みまくっている時期があったからです。
そういった情報を得るたびに「個人で稼げる最低ライン」の思考がみるみるうちに変わって、頑張れば稼げると思うようになりました。
堀江貴文さんが大好きだったぼくは、有料メルマガや堀江さんのTwitterを読んで「会社員以上の収入を得るってやり方が間違ってなければ難しくないんだな」と考えるようになりました。
プログラマー界で超有名な小飼弾さんの家にお邪魔したときは「こんなスゴイ人でも普通の人間なんだ。息してるんだ」ってマジメに驚いていましたね(笑)
そんな驚きを繰り返すうちに、思考さえ変われば、ぼくのように欠陥だらけの人間でも稼げるようになるし、自分が選んだ人生を歩めると確信しました。
思考の習慣を変えれば人間は変われる
大前さんの名言は、主体性をもってやれば、ぼくが遠回りしながら経験した、
- 自分には無理なんじゃないか
- そうはいってもいきなり人生なんて変わらない
という思考から抜け出して
- 自分もやればできるじゃん
- 人生、簡単に変われるわ!
という思考を最短でつけられるのだとは思いますが、これらを実行せずに別に毎日家にいようが、昼まで寝てようが、思考の習慣を変えることをフォーカスすれば、無理に住む場所を変えたりしなくても人は変われます。
モノゴトの本質を考えるようにする
紹介した大前さんの名言って「テクニック」なんです。
誰でもわかりやすい言葉で耳触りがいいからこそ名言になっているんだと思います。
それを「いい言葉だなぁ…」で終わるんじゃなく「この言葉の裏側にはどういう意味があるんだろう?」と主体性をもって考えられれば、自分を変えるヒントが得られます。
ぼくが入会しているオンラインサロンで見た、結果を出しているブロガー同士の会話がまさしくそうで、
- ブログの更新回数が大切→それはなぜか
- 更新回数より質が大切→それはなぜか、質とは何か?
という、モノゴトの本質を考え、その意味を理解しているからこそ結果が出せるのだなぁと感じました。
ということで、
- 思考の習慣を変えれば人生は
- モノゴトの本質を考え、主体性をもって行動する
このマインドセットを持ってこれからも行動していきます!