プログラマーやWebの仕事をしている人が1度は憧れるのが、外でのお仕事。
「好きな時間」に「好きな場所」で仕事ができるというのはとてもいいですよね。ノマドワーカーなんて言葉が流行ったくらいですから、誰もが憧れる仕事環境ではないでしょうか。
かくいうぼくもその1人。旅行が好きだし、ちょっと立ち寄ったカフェでパソコンを広げて仕事ができるというのはかなりいいです。
「とりあえず一度やってみよう!」ということで、フィリピンのセブにバックパック1つで3週間滞在してみました。そこでわかった「日本と海外の環境の違い」をまとめました。
目次
セブ島のネット環境について
外で仕事をする上でほぼ必須なのがWi-Fiなどのネット環境。
日本だと、ふらーっと立ち寄った場所でWi-Fiが無料で接続できる環境というのはあまり多くありません。
しかし、フィリピンの滞在中は、Wi-Fiに困ることがありませんでした。ホテルはもちろんのこと、レストランやカフェにも日本人が行くような場所にはWi-Fiが完備されています。
知人は現地のSIMを入れずにiPhoneを利用していましたが、その辺に飛んでる無料Wi-FiでLINEのやり取りをやっていました。
バスなどを使って移動するときなんかは通信できませんが、普段の生活には困ってないようでしたよ。
使い物にならない「ハリボテWi-Fi」が多い
ただし、困ったことに海外のインターネット環境は日本ほど発達しておらず、Wi-Fiが接続できたとしても使い物にならない速度しか出ない時があります。
というか、そういう場面がめちゃくちゃ多いです。ギリギリ使えてLINEのメッセージ。Facebookの読み込みすらかなり厳しい場面があります。
安いホテルから高級ホテルまで、Wi-Fiの普及率はものすごく、ホントにどこへ行っても使えます。しかし、日本の通信環境を知ってると絶望するレベル。
ホテルも部屋の位置によってはめちゃくちゃスピードが出ることもあれば、ほぼ繋がらない場所もあり、困ります。
現地のSIMに関しても「快適」とは言えない
ぼくはSIMフリーのiPhoneを持参してフィリピンに滞在しました。フィリピンでは「Globe(グローブ)」と「Smart(スマート)」というキャリアが広く知られています。日本でいうdocomo・au・SoftBankなどの通信事業者のことですね。
Smartには「Smart Bro」と呼ばれるLTEの接続が可能なプリペイドSIMが売り出されています。マクタン・セブ空港の出口で販売していたものを購入しました。
確かにセブ中心部へ行くとLTEに接続されるのですが、これがものすごく遅いのです。
なので、作業をするときは、いろんなホテルやカフェ、レストランで通信環境が良い場所を知っておく必要があります。
電源が完備されている場所は多くない
ちなみに、Wi-Fiの普及率は日本よりも格段に良いセブ島ですが、電源に関しては日本と変わりません。
あまり電源を完備している場所がないということです。
ぼくはホテルで作業をすることが多かったので、電源には困りませんでした。夜間に宿泊する場所で満充電にしておき、日中に外で作業するときはバッテリーで作業するのがベスト。
電池持ちがいいパソコンを利用する、という当たり前の対策が一番いいのではないでしょうか。もちろん、ホテルの作業中心であればこの点は問題なし。
最近ではMacBookがモバイルバッテリーでも充電できるようなので、モバイル性の高いパソコン+モバイルバッテリーという選択肢もありですね。
ぼくはMacBook Proの15インチを持ち歩いて作業していましたが、持ち歩きがめちゃくちゃ不便でしたねー。バックパックの中から取り出すのが面倒くさくなってしまい、ずーっとホテルにこもりっきりでした(笑)
12インチのMacBook欲しいなー。
室内が快適かどうか、コストパフォーマンスがいいか
フィリピンは現地民が訪れる安価な場所から、日本人のような比較的裕福な人が訪れる場所までたくさんあります。
もちろんその価格帯に応じてWi-Fiの質から快適さまで全然違います。
まぁ、高級なホテルでも部屋の位置によってはWi-Fi全然ダメだったりするんですけどね。
治安が日本ほど良くないので、いろんな人が多くいる場所ではパソコンを広げるのも気が引けます。
となると比較的裕福な人が多いITパークの飲食店が選択肢になります。が、値段が日本と変わらない!円安傾向である現在は何でも高いです。
スタバのコーヒーの値段を計算すると、同じ飲み物が30円ほどしか変わりませんでした。驚愕。
カフェで作業はかっこいいんですが、物価が安めのフィリピンでそこまで求めていいのか疑問です。
店内はどこへ行ってもめちゃくちゃ寒い!
あと、気をつけていただきたいのが、店内の空調。めっちゃ寒いです。
そもそもどこに行っても寒いです。ホテルの部屋に入っても、エアコンの設定温度が19℃とか当たり前です。
滞在2日目に疲れてそのまま布団に入らず寝ちゃったら風邪ひきました。いつでも着られる上着を持ってかないと風邪ひきますよ。
レストランも極寒なところが多いので、長時間作業する予定だったのにすぐに出ることもしばしば。
常に暑い国ではこれが当たり前なんでしょうか。エジプトに行った時はここまで寒くなかった気がするんですけどね…
快適に作業するためには、環境が大事なので気を付けましょう。
お気に入りの場所を見つければ十分仕事ができる
いろいろと日本との違いを感じたフィリピンですが、自分のお気に入りの作業場所を見つけると十分に仕事できますね。
ぼくの場合はセブ島のノースウィンドホテル(Northwind Hotel)がなかなか良い環境でした。
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日本でのネット環境と同じくらいのスピードが出ますし、コンセントもありますし、ここならずーっと作業できるなーと感じました。
フィリピンで仕事をするときは「ネット環境が快適か」「長時間作業できる快適さがあるか」の2つに注目して、いろんな場所を訪れてみると良いでしょう。