日本からフィリピンに行くと、意外と費用がかかることにビックリします。ただ、移動費に関しては激安です。
フィリピンは移動手段がたくさんあります。主に以下。
- タクシー
- バイクタクシー(バイタク)
- トライシクル
- ジプニー
日本では結構高いタクシーに関しても、セブ・マクタン空港からセブ中心部まで200ペソ(約600円)ほど。日本の初乗り金額よりも安くてかなり便利です。
しかし、セブ市内の白タクシー(メータータクシー)でも初乗りは40ペソ(約120円)かかるので、短距離だと割高。
そこで激しくオススメしたいのがジプニー。
目次
1回につき7ペソで乗り放題
ジプニーとは、日本でいうバスのようなものです。バスと大きく違うのは、シートが横に並んでいて、人が多い時にはぎゅーぎゅーになる点。
お金を渡す時も手渡しで渡す必要があり、窓がないのも特徴です。日本ってすげーなと心の底から感じられるレベル。
しかし、このジプニー、なんと1回7ペソ(約20円)で乗ることができます。分かりやすい停留所があるわけでもなく「だいたいこの辺」ってとこで停まるんですが、定期的に停車するので近いところで降りられるのが便利。
お買い物のためにアヤラモールからSMモールに行くのに使いましたが、安くてホント便利。
ジプニーを使いこなせれば、フィリピンに住めると言っても過言じゃないくらいです。
行き先は車体後ろの数字+アルファベットを見る
ジプニーに挑戦しようとしたとき、どのジプニーがどこに行くのかが全くわからなかったんですよね。
なんでみんななにも見ずに乗れるの?って感じでした。
そこで現地の方に質問してみたところ、「車の後ろについてる数字とアルファベットを見てるんだよ」とのことでした。
これです。
とは言っても、ナンバーだけ見てもどこ行くのかさっぱりわかりません。
しかし、近くの人に英語で「I want to go (行き先) by Jeepney. What number?」って聞けば教えてくれるかもしれません。
英語が合ってるかわかりませんが、ぼくはこれでいろんなフィリピン人に助けられました。フィリピン人めっちゃ親切。
iPhone/Androidアプリを使えばセブのジプニーはマスターできる!
とは言ってもいちいち聞くのも面倒なので、iPhone/Androidアプリの「ジプニーマップ in セブ島」ってのを使うとかなーり便利です。
アプリタイトルにある通り、マニラには対応してません。しかし、セブ島なら行きたい場所を選択すると乗るべきジプニーの番号が出てきます。
たまーに間違えてることがあるそうですが、ぼくが使っていた限りでは正確に目的地まで到着できました。
これあると即ジプニーデビューできますよ。無料だしオススメ!
▼アプリの使い方は以下を参考にしてください。
夜間にジプニーを使うと危険らしいので注意
こんだけ安いとタクシー乗る必要なくね?ってレベルで便利なジプニーですが、注意点もあります。
- 夜中に一人で乗らないこと
- 貴重品・高級品は車内で出さないこと
ぼくは被害に遭いませんでしたが、地元の方やセブに滞在する方に聞くと、夜中に1人で乗るのは危険だそうです。
すぐに車内に入れるので、いろいろ盗られたりする事件が結構あるのだとか。そもそも夜中に外出するのが危険だそうですが。
また、iPhoneなどの高価なものを車内で出すのもよくないとのこと。日本人にとっては安いものでもフィリピン人にとってはめちゃくちゃ高価だったりします。
例えば、100ペソ札(約300円)でもフィリピン人にとっては高価です。「7ペソだけ手に持って手荷物はがっちりガードしとく」くらいの厳重さで丁度いいでしょう。
本当はもっとジプニーの写真を載せたかったのですが、結構ビビってたので外から撮影したものしか残ってません…
旅の思い出として撮影したくなりますが、盗まれてからでは遅いです。気をつけましょう。
硬貨を集めるのが結構大変
案外困ったのが7ペソを用意すること。
日本人特有の悩みかもしれませんが、両替所でお金を両替すると、めっちゃ大きいお札(20〜1000ペソ)で受け取ることになります。
ぼくはアヤラモールで1万円を両替したんですが、コイン(硬貨)はもらえませんでした。
なので、どこかで小さい買い物をして硬貨を用意する必要があるんですが、これがなかなか手に入りません。
フィリピンでは硬貨の方がなにかと利用機会が多いので、結構困りました。1000ペソになると使えないお店もあります。
ジプニーには大きなお釣りも用意してないことが多いです。お釣りがないと、「ちょっとくらい多く払っといてくれよ」って感じで多く取られることもあります(笑)
日本では考えられない世界ですけど、結構適当なんですよね。そこが良かったりしますが。
「ジプニーは危険」といろんなところで目にしますが、使ってみるとものすごく便利です。うまく使えればこれほど便利な交通手段はないので、注意しながらも使いまくってやりましょう!