食べログの金沢×お好み焼き部門ランキングNo.1の京祇園ねぎ焼のお店「粉(こな)」に行ってきました。
色々ウワサは聞いてたんですが、予約しないと入れないということで行く機会がありませんでした。お好み焼きに関しては「金沢ぼてぢゅう」が個人的最強だと思っているので、わざわざ行く必要もないかな、というのも行かなかった理由の1つです。
しかし、食通の友人が「予約取れたよ」ってことで、おともさせて頂くことに。今まで行かなかった自分にネギの呪いをかけたいくらい、素晴らしいお店だったので、ご紹介致します。
目次
ひっそりと佇む店内には常時満員のお客さん
「粉」の存在は知りつつも、どこにお店があるのかは知らなかったぼく。
実際に行ってみてわかりましたが、何度も通ったことのある、とても小さいお店こそが粉でした。
店内はとても狭く、カウンター8席とテーブル1つ(4席)の計12席しかありません。人気かつ席が少ないともなると、そりゃ予約しないと入れないわ。
めちゃせまな店内。奥の壁あたりにテーブル席がありますが、見えないですね
ぼくたちは2名で20時に予約しましたが、席が空いていて15分ほど前には店内に入れました。
ねぎ焼のお店なので、メニューもあまりないと思ってたんですが、かなり充実してます。ねぎ焼以外だと「特製出し巻」が人気だそうです。
せっかくお店に来られたんだから、ということでめちゃくちゃ注文しました。「よく食べるね」って店長に言われたほどなので相当だと思います(笑)
【注文リスト】
- ねぎ焼(豚)
- 特製 出し巻
- ホタテバター
- ギョーザ
- アスパラ
- 豚キムチ
- 鶏皮せんべい
- しいたけ
- チャンジャ
注文に関しての注意点ですが、鉄板焼きの特性上、一品が出来上がるまで時間がかかります。また、店長1人で調理を行うので、どうしても食べたいものは早めに注文しておくのが吉。
特に、鶏皮せんべいはぷにょぷにょな鶏皮をカリカリのおせんべいに仕上げるため、とても時間がかかります。
注文するもの全部おいしい件
まずはお酒のつまみにチャンジャを頂きます。
もうこの時点で美味しいんですよ。程よいごま油とネギが絶妙のバランス。一気にこの店のファンになりました。
そうこうしてる間に出し巻が完成。
一気に焼き上げます
初めて食べるタイプのだし巻きです。紅しょうが、たまご、ネギ、油それぞれ単品でも間違いなくウマイのに融合させたのは誰ですか!全く。
ぼくが苦手なアスパラすら、魔法をかけたような味わい。根っこの部分はジューシーなエキスが詰まっておりまして、噛むとジュワッと甘い汁が口の中に広がります。
しいたけも間違いありません。
ホタテバター。鉄板で焼いたホタテバターはホクホクの食べごたえある一品に。
鶏皮せんべいも鶏皮の甘みを残したままカリカリと仕上げた一品。箸が進みます。つまみに合うわー。
豚キムチ。豚キムチを鉄板で焼くと、また一味ちがった味わいに。普通の居酒屋なら油でドロドロになることがおおいんですが、粉の豚キムチは比較的サッパリと仕上がっておりました。
ギョーザ。変わったタレと一緒に頂きます。上品なんですが、やっぱりぼくは餃子の王将のジャンキーなギョーザが好きですね。
ねぎ焼のお店ということで、ねぎ焼以外は期待してなかったんですが、何を食べてもおいしい!かなりこだわってるのがわかります。
「店が狭い」のはデメリットでもありますが、目の前に鉄板があるので、できたてを食べられるという強みにもなります。
これだけのお客さんが来ているのに、この場所で営業を続けるというのは、店長の「一番美味しい出来立てをすぐに食べて欲しい」という想いもこもってるようにおもいました。
とうとう念願のねぎ焼が登場!
いろいろと紹介しましたが、お待ちかねのねぎ焼(800円)の登場です。順番的には最後ではなく途中で出てきましたが、これだけは個別に紹介させていただきます。
「ねぎ焼」を今まで食べたことなかったんですが、明らかにうまそうな香りがして「マチガイナイな。」と確信できます。そのままマヨネーズのボトルをいただき、お皿に出して付けながら食べるスタイルです。
うーん、おいしい。生地の甘さがなんともいえない美味しさ。ソースでくどく感じることがなく、ネギの味もしっかりと生きています。
一口サイズなので、そのままいけちゃいます。具材のバランスがよくて、これだけずっと食べてられます。
ネギがいい感じに入ってます
あー、来てよかった。
待っている間にも入店を断られる人多数
お店で注文した食べ物を待っている間はもちろん、食べている最中も予約なしの方がひっきりなしにやってきていたのが印象的でした。
その度に店長が「ごめんなさい、入れないんです」って謝ってました。ここを予約せずに入れる運の良い人がいるのか気になったので、客足が落ち着いたときに店長にお話を伺いました。
ほーく
粉 店長
ほーく
粉 店長
ほーく
粉 店長
とのことでした。
「来月の予約していきます」と行って帰るお客さんもいて、1ヶ月先でも予約が埋まってる日もあるとか。なんということでしょう。
次はお好み焼きを試してみたい
ねぎ焼のお店なんですが、お好み焼きもメニューとしてあるので、お好み焼きのぼくとしては、ぜひ次回食べてみたいです。いや、ねぎ焼をソースじゃなくて違う食べ方をするのが先かも。
何を食べても美味しかったので、完全制覇してみたくなるお店でした。
今回はお酒も飲みましたが、2人で約8000円と食い過ぎた感がありまして、心だけじゃなくてお財布も軽くなった夜でした。お腹は重いです。
京祇園ねぎ焼 粉 店舗情報
京祇園ねぎ焼 粉(Kona)
住所:石川県金沢市片町2-7-21
TEL:076-261-5033
営業時間:18:00~翌2:00(日曜日は午後2:00~)
定休日:水曜日
席数:12席 (カウンター最大8席、テーブル4席(1つ))
備考:全面喫煙可、駐車場なし