ブログを読んでていつも思うのが「年齢が上になるにつれて書く文章が面白い」ってことです。
そもそもぼくが「面白い」と感じる文章は、著者の人となりが感じられるもの。
そういった文章はモロに積み重ねてきた経験が反映されます。なので、単純に考えると年齢を重ねた人の方がより深みのある文章をかけるってわけです。
でも、年齢を重ねてるからって絶対に面白いって単純なわけでもないのも確か。
26歳でブログを書く身として、面白いブログをどう書くべきか(対策)について考えてみます。
経験値をたくさん伸ばす
年齢が上の人の方がなぜ面白いのかというと、「経験豊富」だからです。
※ここでいう経験は、「新しい体験や試行錯誤の回数」。
似たような生き方をしている30歳の人と40歳の人だったら、10年多く生きている分、たくさんの経験ができます。
そうなると、どう考えても40歳の人の方が経験値が多いぶん面白いんですよね。
だけど、30歳の人の方がたくさん経験(試行錯誤)をしているとなると、単純にそうはなりません。
圧倒的に濃い経験をしてる20代のベンチャー企業の社長や、起業家の意見が面白いのはそういう理由があってですね。
だから、「面白い文章を書こう、面白い人間になろう」と思うのであれば、経験値を増やしていくしかないんです。
どうやって経験値を増やすかというと、
- 新しいものを使ってみる
- あえて「常識」と言われてることと違うことをしてみる
- 本を読んで先人の生き方を知る
- 人とたくさん会う
などですね。
「こういう人は素敵だなぁ」と思った人は、ほぼそれらをやってます。
会社員という常識を辞めてみた
ぼくは去年、「会社員として務める」という常識だと多くの人が思ってることを辞めてみました。
(別に会社員でも面白い人はたくさんいるので会社を辞めようって意味じゃないよ)
その結果、全然この先どうなるかもわかりませんが、たった半年弱でも考えがガラッと変わりました。
参考:フリーランスになって半年だけど、人との繋がり(人脈)ってホントに重要
考えたことが最終的に正解かどうかは別として、「思考が変化する」のは今のところぼくの中では正解なので、これはいい感じのことなわけです。
ほら、生き残る生物は強い生物じゃなくて変化できる生物だって言うじゃないですか。それですね。
人に会って気付くことは大量にある
東京に来て、会いたかった人に会えたんですが、ぼくの価値観がガラッと変わる出来事がありました。
ぼくはオフ会やイベントで出会った人たちからの第一印象が悪いみたいで、結構嫌われるタイプです。
付き合ってくうちに嫌われるのは別に仕方ないんですが、第一印象で嫌われるってだいたいなんか原因があるんですよね。
その原因がずーっと分からなくて、イベントに参加するのがすごい嫌だったんですが、人に会ってわかりました。
ぼくのことをキライになる人は、ぼくが一方的に大ファンの人たち(ブロガーとか)ばかりなんです。皮肉すぎて泣きそう。
そういう人を実際にイベントで目にすると、テンションが上がって芸能人みたいな扱いでキャーキャーしちゃうので、相手がひいちゃうようなんですよね。
楽しく飲んだり食べたり話したりしたいだけなのに、究極に特別扱いしちゃうと相手はビックリして一歩下がって「めんどくせえ」と感じます。
その結果、嫌われるという流れ。これは人に会って指摘されなきゃ気づけなかったことです。気をつけます。
年齢を言い訳にしない経験をしよう
こういった経験から人はなにかを感じたり反省したりして深みを増していきます。
そう考えると、面白い文章を書ける人は「経験豊富」ってことに尽きるのではないでしょうか。
普通に生きてたら年齢が上の人の方が有利ですが、たくさんの試行錯誤を繰り返すことによって、この「年齢が上の方が面白い論」を覆すことができるということです。
「たくさん経験する」。これこそが面白い文章を書くための秘訣です。
なので、面白い文章を書きたいと思ってる人は、文章の書き方みたいな本を読みまくるよりも、いろんなことを経験してみるのが一番いいのではないでしょうか。