愛用していたと言いたいけど、使い切るまで2年半かかったモレスキン。
モレスキンは、字が綺麗で見返したくなるノートを書ける人はいいのですが、汚すぎて逆に褒められるぼくのような人にとっては少々値が張ります。
それなりに持ってて楽しくなる「クリエイティブ感」がある上で、遠慮なくガンガン使えるノートさえあれば。。。
と思って調査して発見したのが、ミドリの「MDノート」。
とってもシンプルだし、A4サイズまであるし、高くても1500円程度で買えちゃうしで、とっても素晴らしいのです。
目次
何もない、シンプルなノート
MDノートは、表紙も裏面もほぼ無地です。
中も罫線がないものを選べば無地になります。
おもて面と上下を見分けるためにロゴが小さく型押しで入っているだけの、ホントに「シンプル」なノート。
それなのに、なんか持ってるとイケてる感が出るノートです。
以下の公式サイトを見ていただければわかりますが、ターゲットも「Apple製品が好きそうな人が選ぶノート」って感じです。
裏写りはボールペンだと気にならない
2〜3年前のぼくは、
万年筆のサファリを買ってー、感じたことはすべてメモってー、これで天才だ♪
みたいな意識高めな人でした。
が、最初に書いた通り、ものすごく字が汚いぼくに万年筆を持たせると恐怖になりますので、万年筆を使うのはやめました。
自分でも読み返してて「なんて書いてあるの?」と感じるノートってどうよ?
なので、基本はシャーペン、大事なことは黒・赤のボールペンを使っていますが、裏写りは全く気になりません。
十分「使える」ノートですね。
MDノートのデメリット
MDノートのデメリットとしては以下。
- 表面は中身より少し厚い厚紙
- 紙の厚さがモレスキンよりも薄い印象
- 枕にして寝るとカメムシ臭くなる
表面は中身より少し厚い厚紙
モレスキンのように表面に分厚い紙があるわけではないので、表面の耐久性はモレスキンには及びません。
ただ、カバンに入れればそんなに汚れないし、最初にゲキうす紙が付属しているので、それをかぶせておけば汚れを防げます。
別売りでビニールカバーや革のカバーも公式で用意されているので、気になる方はそれを買うのもいいですね。
紙の厚さがモレスキンよりも薄い印象
表面の紙に関してもモレスキンよりは薄いかな?という印象です。
しかし、MDノートに使われているコットンペーパーは耐久性と保存性に優れているらしく、万年筆も相性がいいとのこと。
MDコットンは、2013年に新開発しました。コットンパルプを20%配合したふんわりとやさしい紙です。
もともとコットンペーパーは耐久性と保存性に優れていて、欧米では古くから重要書類や公文用紙に使用されてきた高級用紙として知られています。
パルプよりも繊維が細く、長いので、手触りやなめらかさ、空気を含んだようなやわらかな質感が感じられます。
コットンらしいやわらかな白さを持つMDコットンは、万年筆はもちろん、色鉛筆にも適しています。絵を描くノートとしてもおすすめなので、無罫だけをご用意しました。
ノートに記録を取っておき、あとでEvernoteにまとめる使い方をしているぼくにとっては「書ける」最低条件を満たせばOKなので気になりませんが、そうでない方も十分使えるノートですね。
枕にして寝るとカメムシ臭くなる
ノートを枕にする人はあまりいないのではないかと思いますが、ノートにメモしながら寝てしまった時がありました。
その時以降、ノートを開くとカメムシの匂いがします。助けてください。
これは完全にぼくの顔か頭かの熟成された油が、ノートのどこかに染み付いた結果です。
枕にして寝なければ全く問題ないと思いますので、MDノートは枕代わりにしないようにしましょう。
思考を広げるためのA4サイズ
とまぁ、とってもいい感じのMDノートではありますが、なんといっても素晴らしいのが「A4サイズ」が存在する点。
岡田斗司夫さんの『あなたを天才にするスマートノート』にも、「ノートは大きい方が表現できる」といったようなことが書いてあったので試してみたんですが、ホントですね。
これまでは図やメモを「空いてるところ」に書く感じだったんですが、A4サイズを選んでからは「書きたいところに書ける」ようになって、書いていてイメージがわきやすくなりました。
持ってて楽しく、思考を広げるツールとしてGoodなMDノート。
あんまりコダワリはないけど、クリエイティブ感を感じたい方はぜひ。