1日3か所は蚊に食われるぼくです。
蚊に刺されたとしても、人生はよりよく生き抜きたいですよね。
茂木健一郎さんの『頭は「本の読み方」で磨かれる』を読んで、「キタコレ!」と感じるくらい本の読み方について考えさせられました。
人生をよりよく生き抜くスキルを身につける読書法
本書は全編を通して「人生をよりよく生き抜く」ための読書法として書かれてます。
「読むだけで人生いい感じになんじゃね?」的なフワッとした読書をしているぼくにとっては、なかなか唸る部分がありました。
インターネットのような自分の外にある「外部の知識」と、自分の中に実際に蓄えられた「内部の知識」は違います。
本を読むことは、情報をそのまま脳にコピーすることではないのです。自分の感情を動かすことですし、体験することです。
そして、自分以外の誰かの気持ちを獲得することでもある。
それに、頭の中に蓄積された知識というのは、実は発酵して育つものだ、ということを知っておくことは重要なことです。
一度内部に蓄えられた知識は、その人の行動を決める「センス」に変わるもの。
これね。
すんごく浅い読み方してました。
何度も何度も本との対話をすることによって、驚きとか悲しみとか性欲とかの感情が湧いてきます。最後違うか
感情と自分の経験がリンクして、あ〜!そういうことね!と、発展していくのが読書の醍醐味であり、人生を豊かにすることなんですね。
これを著者の茂木さんは「発酵」と言っています。すんごくいい言葉です。
どんなに偉大な人でも「巨人」に力を借りている
万有引力の法則を発見したアイザック・ニュートンも、
「自分が遠くまで眺めることができたのだとしたら、それは巨人の肩に乗っていたからだ」
と言っているそうです。巨人の肩=それまで読んだ本。
新しいものを発見する人でも、偉大な先人の力を借りてモノを発見しているのです。
「読書×自分の経験」がある限り、世の中は発展していくということです。
本がこの世にある限り、世界はどんどん新発見に満ちていく。
めっちゃ素敵や!
進化の早いITの世界を見ているとわかりやすいですが、ほんの数年前の技術が新しいiPhoneには搭載されてる・・・
というように、どんどん改良されていき、より便利なものが登場しています。
これはまさに先人たちの知恵の結晶を引き継いでいるからこそできることですね。
「本を自分に活かす読み方」を会得し、より良い人生を生き抜くために、一緒に本を読みましょう♪