ほーくのプロフィールはこちら

「ブログでいい記事書けた!」と感じるときは心のストッパーを外せたとき

ブログのキャンバス

しっかりしたブログを書こうとすると、どうしても「完成形のノウハウ」を書く記事を意識しちゃって、こういった記事を書くことをためらってしまいます。

目先の収益や検索での流入を考えると、やっぱりそれはそれで正解なのかなぁとは思いますが、「何かしてるときの過程」を書くこともありじゃん、なんて考えにもなったりして、以前よりも書くことのハードルは低くなった感があります。

例えば、時間の使い方に関する本を読んだらその感想をブログに書いて少し行動を変えてみる。行動を変えることでどう変わったかを書いてみる。それが失敗でも書いてみる。という具合ですね。

葛藤とか人間臭さが見えてくるブログ。そういうのいいよねー。日記以上、ノウハウ未満。的な。

結構弱みを見せたり、葛藤を文章にして世界中の誰でも見られる状態にするのは恥ずかしく感じるんですが、「コレは隠しておこうかな」という心のストッパーを取っ払って、自分の恥や失敗を晒し出したとき、とてもいい感じに人は輝くように感じます。

人間はだいたい同じなので、だいたいのことは大丈夫

自分を思い切って晒すと魅力的に見えるのは「共感」や「親近感」が生まれるからだと思っています。

自分が恥ずかしいって思ってることは、大抵みんな思ってるけど言えないことなんですよね。

それを思い切って発信することによって共感や親近感が生まれるというわけです。

政治的な発言や犯罪に関する発言、一般的な考えから離れた過激な発言はよろしくないですが、人間はだいたい同じなので、だいたいのことは言っても大丈夫です。

例を挙げましょう。↓のFacebook投稿を見て下さい。

めっちゃ下痢中の写真です。壮大な山に何度落し物をしようと思ったことか。毎日イベントかっつめたせいで人生最長6日間発熱して「没フィリピン」が脳裏に浮かびつつもホテルで爆睡してたらやっと体調が改善しました。でも未だによくわからんダルさがあり、とてもフィリピンいいとこやと思いつつも早く餃子の王将に行きたい気分です。

Posted by 平井 隆嗣 on 2015年8月16日

一見イケメンが山でセルフィーしてる要保存写真に見えますが、なんと下痢でめっちゃお腹が痛いときの写真です。

別に下痢であることをわざわざカミングアウトする必要がないにも関わらず、恥ずかしげもなく晒しています。

この写真と内容のギャップによって、いつも「いいね!」が10くらいしか付かないにも関わらず、この投稿に関しては30以上の「いいね!」を頂いています。

「いいね!」やコメントをくれた方の中には間違いなく下痢の方もいたと予想しております。夏という季節柄、冷たい飲み物を飲み過ぎたことによってお腹の調子が悪い方が多かったのも支持された理由の1つでしょう。

ご自愛ください。

そういった方々の共感・親近感によってこの投稿はたくさんの方から反響を頂く結果になりました。

SPONSORED LINK

頭いい感じの情報発信は専門家に任せるべき

頭が良さそうな人が揃うインターネット社会では、どうしても理論武装をして頭をよく見せなきゃ生き残れないと思いがちなんですが、ぼくはそう思わなくなりました。

唐突に株の話になりますが、クソ株と呼ばれる業績が悪くて万年赤字だった株が黒字に転換するときは、順調に業績を伸ばしている株よりも株価が伸びます。

いつもノルマを達成できなくて「ダメ社員」の烙印を押されていた営業部の社員が急に業績トップになったときにはとてつもないインパクトがありますよね。「こいつなにがあったんや」と。インパクト大事です。

ラオックス 8202 の株価ラオックス(8202)の2年チャート。クソ株が中国資本に変わってから業績が伸び、株価が5倍以上になってます。

それと同じように、なにも能力がない自分だけど、少しずつ「できること」が増えていくという変化を発信する、気づいたら「何か」ができるようになってた。その過程を見られるのが個人ブログの醍醐味の1つではないでしょうか。

完璧な情報やノウハウは専門家や専門サイトにお任せすればいいのです。

何もできない自分を認めてあげること。その上で誰に止められたでもない、生きていく上で勝手に自分が作った心のストッパーを外して、ブログを書いたときは最高に気持ちいいです。

ブログを書いてるけど、なにか違和感がある…なんて人は「ブログはこう書くべきなんじゃないか?」という呪縛に取り憑かれてるかもしれません。せっかく自由なキャンバスを作ったのだから、何を書いたって良いのです。

ぼくは最近やっとそれに気付くことができました。

そんなことを思いながら、本日10回目を超えるトイレに行こうと思います(まだお腹がアレです)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です