400ものプロジェクトを同時に進めるデザイナーの佐藤オオキさん。
偶然TV番組のアナザースカイで見かけた方で、面白いなぁと思ってたんですが、『佐藤オオキのスピード仕事術』という本が出ていたので読みました。
実際にものすごくスピードを大事にして仕事している方なのですが、叶えたい目標に関してもスピードで叶える考えに共感したので紹介します。
夢は最短で叶えるべき
私はよく若いデザイナーに、「10年ごにやりたいと思っている仕事があるなら、今やったほうがいい」とアドバイスしています。
人は大きな目標を持ったとき、「そのために毎日こつこつ努力して一歩ずつ階段を上っていこう」といった思考になりやすいものでしょう。
高い志を持つ若手デザイナーも、多くは「とりあえず今は目の前にある仕事をしっかりやって、いつか夢を叶えたい」と言います。
これはとてもよいことを言っているように聞こえますが、私の考えはまったく逆。
もしも10年後にやりたい理想の仕事があるなら、どんなに無理をしてでも、それを今、実現したほうがいいと思うのです。
ある大先輩の方でとても尊敬している方が、
- できない
- やれない
- わからない
- でも
- だって
- とりあえず
- しょうがない
という言葉を使わないだけで、人生の質が確実に上がるとおっしゃっており、愚直にトレーニングをしています。
その中でも、多くの人は「とりあえず」を多発しちゃうように感じます。ぼくも信じられないくらい使っていました。
しかし、「とりあえず」はいつまでたっても「とりあえず」です。
今からでも本気になれるはずなのに、その場しのぎの生活を続けるとどうなるのか。
とりあえずの先にある夢は一生かなわない
そうやって無難なデザインをずっと続けていると、クライアントなど周囲の人は「この人は無難にデザインしてくれる人だ」と考えるようになります。
心に秘めた夢のプランがどんなにすばらしいものであっても、そのことは周囲には伝わりません。
ホントそうだなー。
いつかのために今日無難に生きてても、その夢は一生叶わないんだろうなぁと感じます。
目標が明確なら今日は何をするかを考える
目標が明確なら、実現するための道筋を思い描き、何が必要かを考えて「今日は何をするか」を決めることが大切です。
道筋が明確に描ければ、最短距離を進んで目標に到達することができるでしょう。
しかし、そういった意識を持って仕事に取り組まなければ、いつまで経っても目標は目標のままなのです。
夢はあるけど、その場しのぎになっている人は、実現するまでの道筋が明確じゃなかったり、お金がたまってからだとか、状況が整ってから考えよう。と思いがち。
ですが、佐藤さんは「借金をしてでも最短で夢を叶えよう。なぜなら今の延長が未来になるから。」とのことです。
今この瞬間も、夢を選んで行動できるのだから、動かなきゃ損ですね!
PART1 “超”高速で仕事をこなすための基本動作
1 仕事を急加速させるための着手法
2 仕事のパフォーマンスを上げる「脳の活かし方」
3 思考を加速させる空間と習慣のつくり方
4 考え方を変えるだけで、スピードは一気に上がる!
5 前のめりな姿勢が仕事を加速させるPART2 400のプロジェクトを“超”高速に進める手法
1 依頼は幅広く受けるが、断る基準は守る
2 “使える情報”の集め方
3 プロジェクトを加速させる打ち合わせのコツ
4 一瞬で「正解」を導く方法
5 ゴールに最短で近づくプレゼン術
6 最後まで相手の期待を上回り続けるPART3 ビジネスを加速する投資&チームづくり
1 「何にお金と時間を投資するか」を明確にする
2 スピード仕事術を実現する人材育成とチームづくり
3 社内外の人を巻き込み、組織を一体化する
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