WordPressのテーマはカスタマイズしやすいように「自分が全部の構造を知っときたい」っていうマイテーマがあるので、テーマは自作するようにしている。
この前作ったモバイルテーマで4つ目。
しかし、いつも作り替えたいとは思うものの、作り始めがとっても面倒な気持ちでいっぱいになる。なぜなら昔作ったテーマをコピーして、いらないところを削ってからやっと自作テーマを作り始められるという本質的じゃない作業からはじめなければいけないからだ。
WordPressをいじる案件があったときにいろいろ調査していると、この面倒くさい作業をものすごく短縮できる空テンプレートを発見するというラッキーに見舞われた。
目次
Underscoresという最強スターターテンプレートテーマ
自作テーマを作る時の最強テンプレート、その名は「Underscores(_s)」。
名前だけはなんとなく知っていたけど、「なんのためのもの」かを知らなかった。使ってみてビックリ。
コレが超絶シンプル。極限にシンプルなテンプレートテーマなのだけど、なにもないのが逆に便利。
WordPressの公式テーマもこのテーマを元に作られているらしく、「間違いない」テンプレートテーマになっている。
Underscoresは公式サイトにアクセスし、「Theme Name」を入力して「GENERATE」をクリックするだけでダウンロードできる。
Underscores | A Starter Theme for WordPress
WordPressのThemeフォルダに置くとテーマを選べるようになっているので選択してみると、どーんとインターネット黎明期のようなサイトが表示される。
ここからCSSをカスタマイズしていけば、自分のオリジナルテーマが作れる。
一応いろいろなファイルが入っているけど、僕はここから最小限のものだけを使ってカスタマイズをしている。
最初の準備って「明らかに時間かかりそう」かつ、一番頭の中がまとまってない時だから面倒くさくてなかなか手をつけにくいんだけど、こういうものがあるだけで、カスタマイズ敷居が低くなるからとっても助かる。
あらゆる要素にデザインできる最強テストデータ
このUnderscoresと組み合わせると完璧にカスタマイズ作業だけに集中できるものがある。
参考:WordPressテーマユニットテストデータ日本語版を更新したよ! ‹ nuuno
これがホントに狂おしいほど素晴らしい。まぁ見れば分かるから見て欲しい。
このテストデータをダウンロードして、それをWordPressにインポートするとなんとテストデータが作られる。
素晴らしいことに、ものすごく長いタイトルの記事や特殊記号が使われている記事など、手でタグを打ってテストをするのとは比べ物にならないくらいのテストデータを作ってくれる。
投稿の中身も、色んなパターンのタグを使ってくれていたり、かなり勉強になるアドバイスなんかも書かれていて抜け目ない。いいわぁー。
画像までたくさん用意してあって「テーマ制作」に集中できる
さらにさらに、感動の涙を流すことになるのはメディアライブラリ。
色んなサイズの画像をアップロードしてくれている。
このテストデータを使えば、今までカスタマイズしながら「あ、ulタグもやらなきゃ」みたいに、投稿しつつデータも自分で作って・・・なんていうわずらわしい作業を一切無くしてくれる。
素晴らしすぎる…
10倍速でWordPressのテーマ作成マジオススメ
テーマを作るときはCSS、PHP、JavaScriptさえいじれればいいはずなのだ。それを気持ちが良いほど教えてくれるUnderscoresとテーマユニットテストデータは正義。
テーマ作り替えたいけど面倒くさいなぁとか迷ってる時間とかがなくなるので、完成まで実質10倍は短縮できてるんじゃないかと、僕は今真剣に思っている。
モバイルテーマの次はPCテーマの作り変えもやんなきゃなーと思ってるので、確実にコレ使う。
相当なオススメです。
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