株で勝つなら読まないとヤバい『株で勝つ!会社四季報超活用法』

株で勝つ 会社四季報超活用法 の表紙

四半期に1度発売される、会社四季報。株式投資をする人のバイブルにもなっていて、ネット証券会社のアプリからでも無料で見られるのがウリになっているほど信頼性があります。

そんな四季報を見てて気づいてしまったんですよね。「俺、四季報読めてねぇ」と。そんなときにAmazonで「四季報」と検索して出てきたのが、今回紹介する「株で勝つ!会社四季報超活用法」になります。

四季報の読み「解き」方が書いてあって、とても勉強になりました。わかってるつもりだけど全然違う意図で書いてある部分がかなり多かったです。タイトルが「活用法」なのがうなずけます。早速投資に活用できそうな内容です。

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四季報の読み方がバッチリわかる

この本の内容はいたってシンプル。会社四季報の読み方を書いた本です。他の会社四季報解説本を読んでいるなら特に読む必要がないかもしれません。

ただし、本書は四季報の内容をただ説明しているのではなく、四季報を使って会社がどういう状況なのかを読み解く方法が書かれているので、投資初心者にはかなり役立つ本でしょう。

図表がたくさん使われていて、かなり分かりやすく解説してあって、今までなんてクソな読み方をしていたんだと反省すると共に、四季報って1ページの半分しか会社の情報を書いてないのにめちゃくちゃ情報があってすげーな…と感じた次第です。

中でも「連結事業」欄はスゴイです。パッと見でその会社が何を売っているのか、それは利益がどれくらい出ているのかが瞬時にわかるからです。

【連結事業】を見ると、その会社の主力事業がどれかがひと目でわかるだけでなく、個々の事業のうちどの事業が儲かっているのかが一目瞭然です。5年前や3年前など時系列で比べたり、ライバルと目される会社と比較したりすれば、その会社の姿を、よりはっきりとつかむことができます。

この会社はどういう事業でどれくらい利益(損失)を出しているのかが一目で分かるのが便利です。

たまに「四季報は就職活動に使える」なんて話を耳にしますが、それも連結事業でライバルといわれてる会社との違いを比較することで、同じモノを売ってそうな会社だけど何が違うかがわかるからでしょう。

違いが分かれば自分の希望するような仕事ができるかもわかるし、年収も書いてあるので、ざっくりどれくらいの給料が貰えるかも計算できそうです。

文章と数字からウラを読めて初めて「活用」

四季報は数字だけを読んでいてもクソつまらないというか、なんでこんなものが投資に使えるのかがわからなかったりしますが、本書では数字と文章から何を読み解けるかまでしっかり説明されています。

ぼくはSBI証券の「HYPER 株アプリ」を使って四季報を読んでますが、Yahoo!掲示板とか2chあたりの情報の方を信じちゃったりして、「手堅いことしか書いてない四季報はけしからん!」なんてことを思ってました。

特にぼくが以前触っていたマザーズやJASDAQなどの新興市場は、売上に繋がる・繋がらないよりも話題性の方が重視されちゃうので、素敵な未来を想像しちゃうIRなんかが出ればストップ高になることが多いです。

でも、それはほとんど売上に繋がらなかったり、売上になるとしても何年も後の話だったりして、すぐに元の株価に戻ります。

そういうことがあると売り時を逃さないために株価が気になっちゃって、目の前のことに集中できなくなるんですよね。株を専業にしているならいいんですが、他に仕事がある身なので、中長期で持てる銘柄がいいなぁと思ってます。

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四季報は四半期ごとにしっかりとした利益が出せる会社かどうかを調査して書かれているので、手堅い投資に向いていて、ぼくの望んでいるような銘柄を発掘するにはもってこい。

ずーっと投資家に読まれているだけあって信頼性もあります。なので、四季報の読み方をしっかり身に付けておけば、短期間で何倍とかいう株を見つけるのは難しくても、安心して持てる銘柄を発見できるので精神衛生上もいい感じになれます。

本書では会社の業績のウラまで読める方法が本書1冊でなんとなーくつかめるので、あとは経験かなぁと感じている次第です。

投資に対する考え方もわかる

また、四季報の活用法以外にも「投資家が投資するにあたって考えておくべきこと」も行間から読み取れます。

たとえば、自己資本比率の説明1つでも、会社がどういう風に成り立っているのか、自己資本比率が低い会社は倒産のリスクが高いけれど、なぜ放置しているのか。など、会社が目指す方向が数字として現れているのがわかります。

なので、「この会社はどういう成長戦略をたてているのだろう?それに自分は納得してついていけるだろうか」という考えのもとに投資を行うことができます。

ただ値上がりしてるから買ってみるというのも、お金が増えるならいいですが、大抵そういった投資方法は大失敗してしまうことが多いです。「ニュースがあったからみんなが買っている」以外に株価を作っている根拠が見当たらないので。

今まで自分がしてきたそういう投資法ではなく、投資とはなにか?ということまで読み取れるので、四季報の読み方だけではなくて、投資そのものの勉強になりました。

四季報のことをよくわかっていない投資家にはオススメの本です。

【目次】

第1章 最初にみるべきは、どこ?
第2章 基本のキホン 会社のことを知るには?
第3章 健全な会社はどう探す?
第4章 儲かっている会社はどう探す?
第5章 将来性のある会社はどう探す?
第6章 株価を動かすのは何?
第7章 売買チャンスはどうつかむ?
第8章 お宝株を見つける裏技は?

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