『あなたも株長者になれる39の秘訣』って本からピックアップした3つの肝に命じておきたいこと

あなたも株長者になれる39の秘訣

ラジオNIKKEIという、経済や投資情報を主に扱っているラジオチャンネルがある。ラジオNIKKEIの中でも、月曜日から木曜日まで放送されている番組『ザ・マネー』がお気に入り。

ザ・マネーはiPhoneで聴けるPodcastでも配信されていて、ジムでランニングしながらPodcastを聴いている。

日替わりで専門家が変わり、経済の行く末と株の方向性を絡ませながら解説をしていくという趣旨の番組。

僕は杉村富生さんが担当している水曜日の『ザ・マネー 視界良好!杉村商店』が面白くて好き。

杉村富生さんは、世界情勢や市場環境を話す専門家と違い、個別銘柄について解説をする人で結構親近感がわく。

いつものようにラジオNIKKEIを聴いてると、杉村さんが本を出したとのことで、気になったので買ってみた。『あなたも株長者になれる39の秘訣』という、ちょーベタなタイトルの本。

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人の心が株価を動かすって本

今まで読んだことのある株の本は、テクニカル分析の本とか、ファンダメンタルズ分析の本、いかに自分の中にルール作りができるかという本ばかりだったけど、この本は異質。

株の格言と個別銘柄が「これでもか」ってくらい出てきた。

杉村さんの「株感」を格言に乗せ、その格言に一致する個別銘柄をピックアップしていく形式で話が進んでいく。

個別銘柄の名前がどんどん出てくるから賞味期限が短い本にはなってしまうのは間違いないけど、やっぱり実際の例が出てくるというのは分かりやすくてよかった。

アノマリーのような話も一部あって、「ホントかよ」って思う部分があったけど、ラジオの杉村さん節が本でも生かされてて、面白い読み物だったと思う。

ガッツリ勉強できる本というよりかは、話が面白くて投資エッセイみたいな感覚。

杉村さんはたぶんもっと膨大な勉強とか難しい世の中の動きにもとても詳しいけど、「難しい話を簡単で面白くする」方向性ってのを持っているのだろう。

面白くて簡単な話になってるから、杉村さんの挙げた銘柄を中心にトレードするような人もたくさんいるのだろうな、と思う。逆に自分で勉強しなくなる人も増えるので、そこが危なくもあるんじゃないかとは感じるけど。

もちろん株初心者の僕にとっては学べることがたくさん書かれていた。

  • 投資日記の付け方
  • 需給の重要性
  • 恩株の考え方

なんかが特に参考になった。

上達への近道は地味だけど重要な「投資日記」を付けること

杉村さんは、株で儲けたいなら「変化」を見逃してはいけないと言っている。

短期・順張り投資の場合、最も効率のいい方法は、毎日、上場来の高値更新銘柄、売買ランキング上位銘柄、ストップ高銘柄などをチェックすることです。

(略)

なぜなら、続けていないと”変化”に気づくことができないからです。

P.36

高値更新する銘柄や商いが多い銘柄、ストップ高にまでなる銘柄というのは、なにか理由があって上がる理由が多いから、その変化を見逃さないことで、自分もその流れに乗れるということ。

自分がしたトレードについての日記だけではなく、市場に関しての研究もすることで、さらに「チャンス」を見つけられるということ。

売買ランキングとかストップ高になった銘柄はすぐにわかるけど、上場来高値更新銘柄ってどこでみるんだろう・・・

需給はすべての材料に優先する!

材料、業績も株価を動かす理由にはなるけど、もっとも重要なのは需給だそう。

誰だって泣く子と需給には勝てません。それに、「株価は天井に届かず、地には落ちる!」のです。

特に、昨今はテクニカル的な経験則がまったく通用しなくなっています。

P.105

「イナゴ」なんて言葉が生まれたように、ネットで簡単にトレードできるようになってからは、それゆえに株価が大暴騰したり大暴落したりと、値動きが大きくなっているそう。

上に書いた売買ランキングにも繋がるように、短期でのトレードは値動きの大きい株を狙う必要があるので、出来高が少ないとずーっと待ち続けることになる場合が多い。こういう株は僕も持ってたけど、ジリジリ値を下げることが多いと感じている。

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新興市場は比較的、株価的に買いやすい銘柄が多いので、需給が多い株に参加しようとすると、異常に暴騰してしまった後なのが多い。

時価総額が低い分、値動きも大きくて興奮するけど、それ以上にリスクが大きいんじゃないかと思うようになってきたから東証一部を中心にしていこうかと思っているところ。

恩株でコストゼロの株をもっておく

この本を読むまで「恩株」って言葉を知らなかったけど、結構知られている言葉かもしれない。

恩株とは簡単に言うと、株価が2倍になったら半分手仕舞いをしたときに残る株のこと。

株価が2倍というと、買った株価と同じ利益が出ているということ。なので、半分売ってしまえば(手数料とかはあるけど)もう残った株にかかったコストは0円だから、極端な話、会社が潰れても損しないというもの。

買い値がゼロ円なら、相場に多少の波乱があっても耐えられるでしょう。そして、この恩株は大天井を形成するまで持ち続けるのです。

これが大幅利食いを可能にし、株長者の礎となるのです。

P.120

すごい単純な話なんだけど、こういう考えを実際に行動に移すことができたらかなりスゴイ。

数倍になったのに欲を持ちすぎて、急落してしまって全然利益に繋がらないってのを何度か経験したからわかるけど、上がってる時はもっと上がると思って持ち続けてしまう。

ホントに、テクニックよりもマイルールを守れるか、自分を裏切らないかってのが一番難しいところよねー。

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