ネコよりねこ背な僕でも5秒で改善!「ねこ背は治る! 知るだけで身体が改善する4つの意識」
昔からよく聞く言葉、「ねこ背」。
なぜなら僕がねこ背だからです。結構注意されたり言われたりします。
背筋をピンッと張る→気づいたら元の姿勢に戻ってる
っていうのを繰り返している内に「骨自体がおかしいんじゃないか?」と思っていました。
今はいいですが、歳を取っていくうちにねこ背が原因で身体の異変が起こりそうだなぁ、と心配でした。
そんな時に書店で見つけたのが「ねこ背は治る! 知るだけで身体が改善する4つの意識」でした。
知っているか知らないかで身体の使い方が変わる
この本を読んでわかるように、大切なのは「身体の役割を知る」ことであって、単にねこ背を治すことではないということです。本書ではねこ背以外にも呼吸の深さや腕力の強さについて、4つの意識について書かれています。
その中でも、ネコよりねこ背な僕でも背筋が伸びる、正しい身体の使い方3つをご紹介します。
1.立つときは足の内側に体重を乗せる
ねこ背になる人というのは、「正しく骨に乗れていない」ことが原因だそうです。
ほとんどのねこ背の人は正しい体重をかける位置よりもつま先に乗っているとのこと。
ねこ背改善のカギを握るのは大腿骨という骨で、そこに体重を乗せることで自然とねこ背にならなくなります。
足の付け根の内側が大腿骨に体重が正しく乗る位置だそうです。
下の画像の丸の位置が、僕が背筋が自然と伸びる位置になってます。これは個人差があるかもしれないので、この辺で楽に背筋が伸びる体勢を探してみて下さい。
男の足で申し訳ないです^^;
2.座るときは坐骨に上手く体重を乗せる
一番ねこ背の人がねこ背っぷりを発揮する時が「座るとき」だと思います。
座るときにも、上手く乗せれば自然とねこ背じゃなくなる骨があります。坐骨です。
坐骨は座ったとき、身体の前から後ろにハの字に広がっている骨です。この骨にかかっている体重の位置で姿勢が決まるそうです。
ねこ背になる人は前に体重を乗せているとのこと。僕の場合、少し坐骨に乗せる重心を後ろに移動してやると、自然に背筋が伸びました。
長い期間ねこ背の人は、正しい位置に体重を乗せて背筋が伸びても、背筋を伸ばす筋肉が弱くなっているようなので、ここだけは気づいたときに意識するといいそうです。
写真じゃ上手く撮れないので、下手すぎますがイメージ図を。丸の辺りでしっくりくる位置を探してみて下さい。
3.歩くときは足じゃなく、体の中心で歩くイメージ
一番びっくりしたのがコレ。人は無意識に歩くときは「足で歩く」と思っているそうです。というかそう思わざるを得ないです。
しかし、みぞおちの少し下の「体幹」が足の付け根だとイメージして、そこから振り子のように足が交互に動くと意識してみると、とても軽快に歩けます。
実際に意識する場所を変えて歩いてみるとものすごく軽快に歩けるし、背筋も自然と伸びます。顔も上に向くので、他の人から見ても姿勢のいい印象を与えられる気がします。
これが一番驚いたので、是非やってみて欲しいです。
最後に
この本を読んで、単に背筋を伸ばして無理矢理ねこ背を治すことは出来ないことがわかりました。身体の役割や正しい体重の乗せかたを知って、正しい姿勢になるように身体を使わなければ、どんな手を使っても気づいたら元の姿勢に戻ってしまいます。
長年の姿勢を急に治すことはできないかもしれませんが、この本に書かれている立ち方、座り方、歩き方を試してみたところ、確かにねこ背にならなかったです。
ねこ背にならないというよりはねこ背になりようがないといったほうが正しいかも。
ねこ背を続けていると、それが原因で身体にガタが起きそうだし、見た目の印象もあまりよく見えないので、これを機会にネコよりマシなねこ背を目指してみたいと思います。
本書では、ねこ背だけでなく、深い呼吸の仕方、腕力を強くするための方法についても書かれていて、とても面白いです。興味のある方は是非読んでみて下さい。
第1章 知れば、呼吸が深くなる!
第2章 知れば、ねこ背が治る!
第3章 知れば、腕力が上がる!
第4章 知れば、速く歩けるようになる!
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