わかりやすい文章が書きたい!「文章の書き方」を読んで気をつけたいことをまとめてみた
2012/05/26
ブログを始めてから文章と向き合うようになりました。ほーくえーす(@hawk_a)です。
気持ちがあれば想いは伝わるとは言いますが、やはり誰かの目に入る文章は「わかりやすく」書きたいと思っています。
そこで、40刷されているという、脅威の文章本、辰濃和男さんの書いた「文章の書き方」という本を読んで、大切だなぁ。って感じたところを、自分なりにまとめてみます。
1.その人の等身大以上の文は出ない!
「文章は断定すべきだ!」という、どこからか聞いた文章術を取り入れて結構偉そうな硬い記事を書いてみたりもしましたが、やっぱり身の丈以上の文章ってのはブレるなー。とブログを書くたび痛感します。
めちゃくちゃ硬い文体で難しい話題を記事にしてるのに、読むとなぜかめちゃくちゃ面白いブログを書く人もいますが、それはやっぱりその人自身を含めた「内容」がしっかりしてるからだと思います。
中身が無い文章を硬い文体で書いたら、それはもう読む側に修行をさせてるようなものです。
僕は読む人にそれなりに楽しんでもらいたいと思って記事を書いてますので、修行だけはさせないように気をつけたいと思います。
せっかく自分が自由に文章を書ける場所にいるんだから、等身大の文章を書けるように心がけていく所存であります。
2.わかりやすく!
文章で説明するのはものすごく難しい。けれど決して外しちゃいけないのがこの「わかりやすく!」。
言い換えれば「具体的」ってやつでしょうか。書いた文章を人に見せるのは、それなりに伝えたいことがあるから書くわけです。なので、せっかく書くなら共感とか関心を持ってもらえる文章を書くように心がけるのがいいでしょう。
ブログなんて画像も動画も載せられるわけなので、かなりわかりやすく伝えやすく書けるんじゃないかなぁと。
3.川の流れのように
この本を読んでて1番気をつけたいなぁと思うのが、「文章の流れ」です。
僕はブログを書きはじめた当初、「接続詞が毎行ついてるぜ…」と、絶望した覚えがあります。
接続詞とは「でも」とか「しかし」とかです。「しかし」が毎行付いている記事を書き上げた時は「僕は人間じゃないんじゃないか」とさえ思いましたが、なんとか今日まで生きてきました。
文章の流れがいい文章ってのはやっぱり接続詞の使い方が上手い。場面転換がものすごくスムーズになるので、サクッと読めます。
かなしいかな、こうやって文章を書いても読む側は一字一句丁寧には読まないことがほとんどだと思います。僕もそうです。
なので、ササッと読み流してもだいたいのことは伝わるようにするのが書き手の力の見せ所なわけです。
川のように流れる文章を心がけていきたいですね。
4.でもやっぱり「生き方」が大切らしい。
いろいろ書いてきたわけですが、この本の2ページ目に著者の言いたいことが集約されてたりします。
いい文章を書くことと、日常の暮らしの心のありようとは深いつながりがあります。
via.P.ii
この本は、いろんな人の良い文章をところどころで紹介してくれるのですが、「今の自分には書けない…」と思う文章だらけです。
「書き方」は練習すればどうにでもなりますが、「何を書けるか」っていうのはその人の生き様に関わってくるのだなぁ、とつくづく思います。
最近思うのですが、年齢が上の人が書く文章ってのはとっても「読ませる」文章であることが多いです。それはやっぱり著者の言う「日常の暮らしの心のありよう」というのが深いんじゃないかと結構本気で確信してます。
いい生き方がいい文章を作るってのはすごくいい言葉だなぁ。と感動しながらこの本を読み終えました。
生きる!
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