自分の頭で考えられない人間

最近「自分の頭で考えてないなー」と思うことがたくさんあります。考えてると思いきや、ハッと気づくと「どうしようどうしよう」と不安が頭を巡っているだけだったりします。

流されてるだけだったりする

僕はすぐに答えを探してしまう癖があります。「成功」って言葉ひとつ取っても、何をもって成功とするかってホントに人それぞれなわけで、自分を基準にしないと何の意味もないです。ないのですが、答えを教えてくれる救世主を探し続けてる気がします。すごいなーと思う人がいたら、すぐにその人においての成功と自分の成功を置き換えてしまうことなんて日常茶飯事です。

それは「どうしたい、どうなりたい」っていう、自分にとっての軸を持ってないのが原因だと思います。なにを基準に進んでいいのかもわからないから、他人の意見に流されてしまって道が逸れていってしまうわけです。軸と言っても大層な夢を持たなきゃいけないわけではなく、自分は何を大切にしたいか、何を良しとするかを判断できるレベルでいいのでしょうが、恐らくそれすら持ち合わせてない気がします。

人の目を気にしやすい性格なので軸がどうしても他人の方に行ってしまうんですが、他人に軸がある状態で自分の頭で考えるなんてことはできないんでしょうね。よく目にする「他人の人生を生きるな」って言葉は、自分に軸がある人が受け取って初めて効力を発揮する言葉で、そうでない人が文面だけ受け取って「よっしゃ、俺は俺の道を行く！」ってことになっても、結局他人の目を気にした行動しかできないと思います。

例えば、「持ち家は危険。賃貸にすべき。」と誰が言おうとも、「家が欲しい」と思って購入するのならそれは決して間違ってないし、タダでも欲しくないものを貰ってしまったらそれは間違いだと思うのです。

ってことを書いているうちに、自分の頭で考えるってのは「決断」することな気がしてきました。自分で決断するってことになって初めて「ホントにそうなの？」って自分の頭で考えるようになるんじゃないかと思います。