Kindleで購入した本をiPhoneとiPadで読んでみた感想
2012/12/15
とうとう日本でも始まったKindleストアですが、乗るしかない、このビッグウェーブに的なノリで1冊購入してみました。
ハードの利益<電子書籍を売って得た利益 のAmazonだからこそ、世界で最も普及している携帯電話とタブレットの2つに向けたアプリは本気で作り込んでいる。という予想通り、かなり快適に読めます。
気になってた点
Kindleを使うにあたって気になってた点をざっと挙げると、
1.付箋的なものは簡単に付けられるのか
2.デバイスを変えた時の読みやすさ
3.そもそも読みやすいのか
といった所。
1.付箋的なものは簡単に付けられるのか
とっても簡単。しかもブックマークとハイライトの2種類で。
実際の本を読んでいる時の、付箋を手にして気になる箇所に貼って…とするよりも早くしるしを付けることができます。
結構便利なのが、1行に向けて貼るふせんと違って、「どこからどこまで」という範囲を好きなように決められる点。ささっと読み返したい部分だけ読み返すことができます。
ブックマークとハイライトへのアクセスも簡単。ツールバーのブックアイコンから見られます。
もちろんタップしたらそのページに飛びます。
2.デバイスを変えた時の読みやすさ
んで、iPhoneで読みかけてた本をiPadで開いてみると、iPhoneで開いてたページまで移動してくれます。
読書を再開するという意味での「デバイスを変える」ことにおいては、デバイスを意識する必要がないくらいに快適です。これこそ「電子書籍」だと思っております。
ただ、デバイス別での読みやすさという意味での「デバイスを変える」になると、iPadがダントツです。ものすごく読みやすい。
Nexus7などのAndroid端末は持ってないので比較できないのが残念ですが、Retina iPadでは恐ろしく快適に読めます。
3.そもそも読みやすいのか
これは結構デバイスに依存しそうですが、さすがはRetinaディスプレイ。かなり読みやすいです。文字を最小にしてもなんの問題もなく見ることができます。「読む」ことに関しては電子書籍を意識せずに読めると思います。
ただ、「読み続ける」ことに関しては少々難ありで、長時間読んでいると結構目が疲れてきます。加えて、iPhoneなどの電子機器は青色光を発するので、寝る前の読書には向いていません。
この点に関しては電子ペーパーのKindle Paperwhiteが解決してくれると思います。早く使ってみたいです。
気になった点
・Kindle本の購入は1Clickで行うのですが、押した瞬間に買えてしまいます。ほんと一瞬。お金を使ってる感覚がないので、本をよく読む人にとっては恐ろしいことです。快適と引き換えのリスクです。
・ページめくりのアニメーションが効く本と効かない本があります。フォーマットの違いかもしれないですが、統一してくれることを願ってます。
・Kindleアプリで出来る機能に関しては、実は他の電子書籍アプリにも出来ますが、やっぱり使いやすい。
が、使いやすいから人気になっているのではなくて、あくまでも「Kindle」というデバイスと、世界最大のオンラインショップである「Amazon」が土台になっている点が大きいかなぁと。そういう意味ではKindle本体がでてからが楽しみ。
・そんな最強プラットフォームなAmazonだけど、やっぱりDRMはフリーにして欲しいと願うのは野暮でしょうか。
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