たった1畳から作れる 理想の書斎を作るために必要な3つの機能 -書評- あたらしい書斎
2012/12/15
理想的な書斎が欲しい。@hawk_aです。
書斎と言えば本棚があって、机があって、パソコンなんかもあって…と、書斎を持つためには、広い部屋が必要だと思っている人が少なくないと思います。
しかし、その気になれば1畳で理想的な書斎は作れる、ということが1冊の本によって判明しました。
読み終わった後、書斎作りをしたくて仕方がなくなったので、今回は憧れの書斎を作るためのポイントをまとめてみようと思います。
「こもる」「スイッチを入れる」「質を高める」
一体書斎とはなんぞや?というところからなんですが、本書では、3つの機能を持つ空間を「書斎」としています。
・その空間に「こもる」ことができる
・「集中のスイッチを入れる 」ための仕掛けがある
・学びや思索の「質を高める」ことができる
ということです。
この機能さえあれば、書斎のための部屋を用意する必要もないそうです。これなら、小さい子供がいる家庭や、部屋が1つしかない人でも念願の「書斎」を持つことができるとのこと。
1.こもる
私たちがまとまった時間を確保し、集中して学びや思索をするためには、何が必要でしょうか?
もっとも重要なのは、日常から離れて、いわば「こもる」ことができる空間です。
P.36
コレがなくては、他の2つの機能を成立させることができません。一言で言うなら、書斎とは集中して学ぶことのできる空間だということでしょう。
自分だけの空間を持つことで、話しかけられたりだとか、他の人の出す騒音などに邪魔されない時間を作れるという点が、書斎を持つことの最大のメリットだと言えます。
考え事をしていてぼーっとしている時に誰かに話しかけられると、それまで考えていたことが何だったかをすっかり忘れてしまう、という経験が誰あると思います。
そういった「考える」時間を邪魔されないために書斎があるのです。
本書では、家族のいるリビングに書斎を作るとき場合、棚などの視界を遮るものを設置することをオススメしています。視界には入らなくてもそこに「いる」と、家族が感じられる空間を作るのがポイントのようです。
2.スイッチを入れる
決まった空間と机やイスなどの道具がそろった環境があると、私たちは集中しやすくなります。
いわゆる「スイッチが入る」という状態で、使い慣れた書斎でイスに座り机に向かうことを毎日繰り返していると、なかば条件反射で集中し、充実した学びや考えごと、書き物などが可能になるものです。
P.39
こもる空間で集中のスイッチをいれるために必要なものが、机やイスなどの道具です。人によってどんな道具が必要かは違うとは思いますが、僕が一番集中するのに必要なことは「リラックスできる空間」だと思います。
そわそわと落ち着かない状態で集中している人を僕は見たことがありません。
僕自身も、社会人になって1年目は新しい環境になかなか慣れなくて困っていた時期があったのですが、机にティッシュを置いてみたり、水筒を置いてみたりと、生活感を出してみると案外落ち着けることがわかりました。
「集中しながらもリラックスする状態をフロー状態という | スラックラインの歩き方」にもあるように、リラックスというのは結構重要だと思います。
本書ではL字型の机を用意し、片方では読書、片方ではパソコン、といったように、やることに応じて場所を変えることでスイッチを入れる方法が紹介されていました。
3.質を高める
本書の取材でさまざまな話を聞いての結論として言えることは、「本棚は自分や家族が許容できる最大限のものを最初に設置しておき、その中で運用するのがベストだ」ということです。
P.52
こもってスイッチを入れると同時に、学びの質を高めることも重要です。質を高めるにはやっぱり「誰かの意見を聞くこと」が一番なのじゃないかと思います。
それには読書がぴったりです。そのために、机やイスの他にも本棚が必要になってきます。上にある通り、本棚は許容できる最大限のものを買うべきです。読書に1度でもハマりだすと、収集がつかなくなってしまいます。
僕のように、読書にハマり始めたばかりでも、本棚が結構定員ギリギリで、床に本が散乱し始めてしまいました。
が、ここでのキーポイントは「1畳で」書斎を作ることです。
そのために、デジタルを使用します。本当に必要な本だけを残して、残りはドキュメントスキャナを使ってスキャンしたり、電子書籍を購入したりしてスペースを取ります。
置き場所を気にせずに雲の上に本棚を置けるようになった今だからこそ、「誰でも」「簡単に」書斎を持てるようになったのだと思います。
すごい世の中です。
さいごに
僕は書斎というより、本をどうやって整理しようかと考えてこの本を手にとったのですが、読んでみると、とても参考になることが多くて、かなり書斎が欲しくなってしまいました。
書斎には決して広い場所が必要なのではなく、工夫次第で1畳から作れるという面白い観点の本でした。子供はおろか、結婚すらしていないのに、家族ができた時の書斎について悩んでいた僕にはうってつけでしたw
書斎がほしいけどどういうふうに作ったらいいかわからない、という人だけでなく、部屋が全然片付かないという人にも役立つ本です。
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