花粉症？朝起きて鼻水やクシャミが止まらないときは夜に薬を飲むと効くかも

よく会う人は知っていると思うけど、僕は重度の花粉症だ。ホントに「年中」クシャミと鼻水が出ていて、耳鼻科から処方されている薬を飲むタイミングを間違えると全く効果がなくなってしまう。そうなってしまうと1日でティッシュ一箱を使ってしまうほどだ。

ティッシュで鼻をこすりまくるので、次の日には鼻が乾燥してカサカサになってしまう。そうなると化粧水を塗りたくる必要まで出てきて、鼻水のせいでお財布に打撃を与えてしまうのだ。

花粉症の症状が一番つらいのはスギ花粉が出ている季節。この時期になると、鼻から空気が抜けなくなって窒息寸前みたいな状態になって目が覚める。もしくは涙ならぬ「鼻水で枕を濡らす」状態で目が覚める。

こうなってしまうともう薬を飲んでも効かない。鼻をかみすぎることからの疲れでその日は1日集中できなくなってしまう。

また今年も悪夢のようなスギ花粉の時期が近づいてきたので、「こんどこそはどうにかしたい」と思ってインターネットで調査をしていた。すると、面白いことに花粉症やアレルギーはひどくなる時間帯があるらしく、その時間帯に悪化させないように対策をすることで、かなりマシになるという。

実際に数日間試してみたけど、今のところ快調だ。

朝と夜に症状が悪化する『モーニングアタック』

以下によると、朝と夜には自律神経の関係で、花粉症などのアレルギー症状が悪化するようで、その現象を『モーニングアタック』というらしい。

花粉症は朝がツライ！「モーニングアタック」を防ぐには？｜花粉症対策 healthクリック

起きてすぐの時間帯は、自律神経のバランスがまだうまくとれていないことが挙げられる。昼間は交感神経が優位になるため、体はくしゃみや鼻水などの症状を抑えようとする。しかし、眠りから覚めてすぐは、副交感神経が優位にある。このため、症状をうまくコントロールできず、モーニングアタックが起きると考えられる。

僕が今処方してもらっている薬は、朝晩食後1回ずつ飲むと良いと言われているのだけど、本格的な花粉の季節以外は調節して良いと医者に言われている。あんまり症状がひどくないときは、1回飲むだけで1日効くので、朝食後に飲むようにしていた。

ただ、最近症状が悪化しているのか、朝に薬を飲んでも効かないor効きづらい日が多くなってきた。毎朝ツライ日が続いていて、毎日のように花粉症じゃなかった日の思い出が蘇ってくる。「あぁ、桜の木の下でマスク付けずにお花見したなぁ。」「6年前は窒息しそうなんて思ったことなかったなぁ」なんて具合に。

もちろん朝晩薬を飲んでもいいんだけど、「薬を飲み続ける」って行為をずーっと続けるのは肝臓とかに将来悪影響になりそうだからためらってしまう。年1回の健康診断でも肝臓だけが微妙にあんまりいい数字じゃないからなおさらだ。

そんなときにモーニングアタックってのを知って、これは試す価値がある！と早速試してみた。やったのは毎朝食後に服用していた薬を毎夕食後の服用に変更しただけ。それ以外はなにもしてない。

スギ花粉が本格化してないときにはいいかも

「夜薬飲んだら寝るだけだから損じゃん」と思っていたのだけど、モーニングアタックが起こる夜と朝にピンポイントで対策できる、夕食後に薬を飲むと、朝の鼻水とクシャミが起こらなかった。

まだ1週間ほどしか試してないけど、ここ3ヶ月くらい毎朝クシャミ鼻水が辛かったのにピタッと止まっているので、個人的に効果はすごくある。

スギ花粉が一番ツライので、本格化する期間だけは朝晩の服用は確実にしなきゃいけないけど、それ以外はこの方法がなかなかよいかもしれない。ただし、これは僕の体感ってのと、医者に服用のタイミング調整を許可してもらっているので、医者に確認してから試してほしい。薬によっては用法用量を確実に守らないと効き目がないってやつが多そうなので。

少しでも体に負担にならない方法が見つかって、かなり嬉しい。